2014/06/11

時間を持て余して今日は京都の小さな美術館をハシゴしました。
官製ではなく.どちらも個人コレクターが美術館を造り自分の収集品を公開しているのですね。
言ってみれば.金持ちが財にものを言わせて集めまくった美術品を「どんなもんだ.俺の趣味を見ろ!すっごくねっ!」とお金を取って.興味のある人々に見せてあげているわけですよ。
それならいっそ無料で公開すればよいのに…
「清水三年坂美術品」(\800)は京都のM製作所がオーナーだと聞いています。幕末.明治のチマチマした工芸美術品がオーナーの趣味みたいですね。
今回は[根付け]を特別展示。材料も技法も様々に精巧微細に作られた[根付け]には驚くばかりですが.既視感を拭えませんでした。確か京都高島屋で根付け展を見た覚えがあるし.細密彫刻なら.例えば台北の故宮博物館の象牙や珊瑚に施された極小彫刻とかですね。なにせあちらの国では親子孫の三代で完成させて.時の皇帝に献上するといいますから。
清水三年坂美術館。展示品がよく見えるように.もう少し明るくしてください。目を凝らしてばかりいると疲れるのですよ。
ハシゴの2軒目は明日。ということで。

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