「ローマの休日」を初めて観たのは、さて幾つの時だったのか思い出せないでいます。
どこで誰と一緒に観たのかも… 明治生まれにしてはハイカラ趣味だった母(なにせ好きな音楽が黒人霊歌、今でいうゴスペルでしたから)に連れられて難波辺りの映画館でだったのかもしれません。
以降、テレビで繰り返し放映され何度見て来たことか…
ローマでの宿泊先である王宮から抜け出した王女オードリーヘップバーンの冒険とアメリカ人記者グレゴリーペックとの恋とも呼べぬ淡い思いが描かれ、何度観ても色褪せない新鮮さで、最後の帰国する王女の記者会見シーンまで見入ってしまいます。
ベスパでローマ市内を走り回るシーンや飛び込みで入った美容院でのゲイの美容師とのニヤリとさせるやり取り、真実の口のオードリーの慌てた驚きぶり。楽しいシーンばかりが思い浮かぶのですが、髪を思い切りショートにした彼女が美容院を出て散策の途中、屋台のジェラート売りの親父とのごく短いシーンも忘れられません。屋台の前に立つ彼女に親父が「ジェラート?」彼女「ジェラート」絶妙な間のたった二言。コーンのジェラートを受け取り、2人が交わす眼差し…
さて八坂神社石段下の北側、祇園会館の角を曲がった所にある喫茶店。「コロラドコーヒー西村」はコーヒーはもちろん、カレーを始めとするランチも美味しい店なのですが、 そこの自家製ジェラートが格別に美味。甘すぎないので、いくらでも食べれますよ。今日はラムレーズンを頂きながらヘップバーンを思っていました。
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マスターの文才にびっくりしつつ、やはり盛り付け直せば良かったと後悔…
今度はシュッとしたラムレーズンに仕上げます!笑
またご縁ができたこと、家族一同嬉しく思っています。
いつもおおきに(^-^)