2014/06/12

花見小路四条を少し東北側「京都現代美術館.何必館」は重厚な石造り5階建のビルです。
日本画の名品や木村伊兵衛などの写真。現代作家の油彩など幅広い企画で展覧会を催しています。
今回は没後55年。「北大路魯山人展」(\1000)。
展示品の全ては借り物ではなく.全部美術館自前の収蔵品。見事なコレクションです。
陶器.書.絵.刻.鉄製行灯まで展示品は点数も多くバラエティー豊かです。
陶器は織部.備前.志野その他、一人の作家が作ったとはとても信じられないほどの万能.多才ぶり。
造形.彩色も伝統的なものから.とてもモダンな物まで多彩で飽きることがありません。
また多数展示されている書はどれも雄大で力感漲り.たとえ読めなくても.見て感じて受け止められるものだと教えられました。
それにしても魯山人。
改めて巨大な才能に脱帽です。
もう一度行きます。
「何必館」この入館料1000円はお安いですよ。

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