2014/05/06

「アンドレアス グルスキー展」について.何かを記さなければならないのですが…                   予備知識を何も持たずに初めてその作品を目の当たりにした時.最初に僕を襲ったのは.声にならない叫びと驚きと混乱の感情でした。ただただ圧倒されてしまい.興奮して言葉をなくしていました。
僕は彼の巨大な写真の数々を[観賞]したのではなく[体験]したのです。未知の震えるような体験を……唯一無二である彼の世界に引き込まれてしまい.その没頭は今も消えることがありません。             
まるで抽象絵画を思わせる河のシリーズ。形而上的な感懐をもたらす作品(スーパーカミオカンデ)。明暗のコントラストと群像がレンブラント「夜警」を想起させる(多分僕だけの感想)F1ピットインのショット。画面の前でずっと見続けていたかった奇跡のように美しい[風景画]の一枚。巨大集合住宅での日常の一瞬をカメラにおさめたユーモア。                      「写真を超えた写真」とコピーにありました。  百聞は一見にしかず…です。[体験]してきてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です