2014/06/07

その昔.祇園花見小路や新橋の風情ある通りには置屋.お茶屋がびっしりと軒を並べ.夜になると軒提灯に灯が点り祇園情緒を醸し出していたものです。
時代のせいなのか.櫛の歯が抜けるように次々と廃業してゆき.その後には料理屋や土産物屋.はてはクラブやバーまでが新しく店を開いてきました。
昨夜遅くお見えになったお客様はカメラが趣味のご様子。
祇園歌舞練場のまん前に「ライカ京都店」がオープンしたと聞き.早速野次馬根性で見に行って来ました。
藍色の暖簾の右下に控えめな赤のロゴマーク。傍らの軒行灯も同様で祇園の通りに溶け込んでいます。
カメラはまったくの門外漢なので.さっさと2階の写真展示スペースへ。そこにはロバートキャパなどの写真家が撮った昭和の祇園風景などが展示されていました。
それにしてもお金をかけた贅沢な造りですよ。洗練された京都モダンって感じです。
さて.ライカが出店する前はやはりお茶屋さんだったんでしょうね。何という名前のお茶屋だったのかな。

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