2014/06/16

昨日の日曜日.予定では起きてすぐに神戸三ノ宮の葛飾北斎展(ボストン美術館の里帰り展)を市立博物館に見に行くつもりでいたのですが.二日酔いと一週間の疲れが重なっていて体が重く神戸行きは断念してしまいました。
土曜日は調子に乗ってずっと飲んでいましたね。早い時間から最後4時半くらいまでほとんどワインばかり飲んでいました。以前はそうでもなかったのに最近では年齢のせいなのかブルゴーニュ.ピノノワール系を美味しく感じるようになっています。若い時分はボルドーとかのがっつん系が好みだったのですよ。
さて.花見小路四条を下がって二筋目を東に入るとステーキ.すき焼きの「十二段家本店」があります。ざっと築150年の建物の中に入ると.部屋には人間国宝だった河井寛次郎の焼き物と棟方志巧の作品が所狭しと飾ってあって驚きます。
襖は棟方志巧.有名な釈迦十大弟子の板画。版画だけでなく肉筆画も数点.そして各部屋の床の間や違い棚には河井寛次郎作品が惜しげもなく飾ってあります。
質.量ともに美術館並みの品揃えだと思われます。
お運びの女性に聞いてみると.先代が両氏と深い親交を結んでおり.自然と集まったものとのことでした。オーナーの家にはもっと沢山の収蔵品があるのでしょう。
河井寛次郎.棟方志巧好きの方はぜひぜひ訪れるべし。
やはり京都ですね。文化.芸術との関わり方がこれ見よがしでなく.さり気なく奥が深い。
但しステーキランチ(\4320)の味は残念…。

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