2014/06/26

日曜日.夜中の2時3時までテレビの前のマッサージチェアに陣取り.取りためたビデオを見て過ごすことが多いのです。映画だのドキュメンタリー番組だのですね。
「私の中のあなた」大嫌いなキャメロン-ディアスが主演の映画だったので見るのをためらったのですが予想外.良い映画でしたよ。原作のシリアスな内容を暗くなりすぎず.お涙頂戴的にもならず.なおかつ感動的な映画に仕立て上げたのは脚本と子役たちの手柄。キャメロン-ディアスはやっぱり"大根役者"ですね.でもこの映画では少しはまし。それと惜しむらくは感傷をあおるスローモーションシーンと安っぽい挿入歌が余計で邪魔だと感じました(ハリウッド的!)。
邦題「私の中のあなた」 原題は「My sister's keeper」 映画を見ればこの題名の残酷な意味が分かります。
ハリウッドの子役のうまさにはいつも舌を巻くのですが.この映画の3兄妹には悪達者さがなく.アカデミー賞クラスの演技で大人の出演者たちを完全に食っていました。白血病の姉ケイト。彼女を救うべくドナーとして遺伝子操作で生を受けたアン。両親の愛情を感じられず孤独感を深める長男のジェシー(寂しい横顔などジェームス-ディーンそっくり)3者3様.素晴らしい演技でした。
僕の大好きなコメディエンヌ.久しぶりに見るジョーン-キューザックが判事役で出ていたのも嬉しかったし.年をとって脇役で起用されることが増えた弁護士役のアレック-ボールドウィン。彼のコメディセンスも光っていました。

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