2014/04/04

ドアを開け放って店の掃除をしていると、風に運ばれて桜の花びらが2枚3枚と入ってきました。
今夜もまた雨だそうですが、昨夜からの雨に加えて今日の強風。満開を迎えた桜にとっては過酷な天気ですね。
花に、早く散れといわんばかりの昨日今日の春の嵐です。週末に花見を予定している人達には、さぞかし恨めしい天候でしょう。
短命すぎる今年の桜ですが、花の散り敷いた石畳の道もよし、花びらを集めて流れる小川もよし…としましょう。

2014/04/03

退院して半月が過ぎました。
4キロ以上減った体重はまだ元には戻りませんが、体調は良く体力も順調に回復しているようです
退院時に医師から注意されたことは2点、消化の良いものを選ぶこと、時間をかけてよく噛んで食べること。
守れていないかな…元来が早食いなものですから、ろくに噛みもせず飲み込んでいるときがあります。気をつけないと。
そして一昨日は誘惑に負けてしまい、「禁断」のラーメンを食べてしまいました。麺類はろくに噛まずに喉に流し込んでしまうので、本当はNGなのですよ。
閉店後、部屋に帰り必ず夜食をとります。
寝る前なのでお粥もしくは雑炊。
今日も買って来ました。明治屋で…レトルト5袋。

2014/04/02

携帯電話、化粧ポーチにイヤリング、今の季節ならマフラーショール。お客様の忘れ物は様々です。
先週の土曜日の忘れ物はなんと煙管(キセル)。
分厚い革製の入れ物は専用のケースらしく、開けて見ると煙管に刻みたばこ、ライター等が整然と納められていました。
懐かしく思ったのは、若かりし頃の父(僕がまだ幼い頃です)が煙管タバコを吸っていたからです。
火鉢の前に座り、葉を詰め火を着けて二口三口吸っては、火鉢の縁に小気味よい音を立てて灰を捨てていた、大工の棟梁だった父の壮年の日の姿をくっきりと思い出し、しばし感慨に耽りました。

2014/04/01

「桜月夜」と言う言葉があります。夜の桜は月明かりでこそ…僕はそうおもうのですが。
観光名所の夜の桜は、どこもまぶしいほどの白色光でライトアップされています。
投光器が、夜を背景に花を浮かび上がらせると、花びらの量は5割ほども増えて見えます。
あざとい光だな、なんだか品がないな、と感じるのは僕だけなのでしょうか?
今夜も円山公園や祇園白川辺りは、夜桜見物の人々で賑わうことでしょう
「清水へ 祇園をよぎる桜月夜 今宵逢う人みな美しき」
「桜月夜」は彼女の造語なのかも知れませんね。
今の季節、いつも思い浮かぶ与謝野晶子の有名な短歌です。