「公園の 一隅染めて 彼岸花」 自転車で走っていて小さな児童公園の片隅に彼岸花が咲いていました。別名"曼殊沙華"ですね。広辞苑で引くと他にも色んな別称があるようですが(死)や(別離)を思わせるものばかりです。墓場に自生することも多いそうなので.そんな印象が昔から固定されてしまったのでしょうか。宮部みゆき「おそろし」の中に.弟のために非業の死を遂げた兄が赤い曼殊沙華の間から弟を見つめでいる場面がありました。